上達の秘訣☆③
こんにちは。工藤千華子です。
毎日の練習の成果が表れた事例を、今日は2つほど。
①もともとピアノが大好きで、頑張って練習していた小学生の生徒さん。
最近は塾との両立で、毎日の練習がなかなか出来ていなかった様子。
発表会が近づいてきても、なかなか弾けるようにならないので、
「練習時間を増やしてね」とお伝えしたところ、その素直な生徒さんは時間を増やして練習。
しかし、それでもなかなか弾けるようにならないのです。
よくよく話を聞いてみると、弾けない日は弾けないけど、弾ける日に練習時間を増やした、とのこと。
実は、弾けない日が間に何度も入ると、せっかく弾けるようになったものが、またもとにもどってしまう・・という勿体ないことが起きるのです。蓄積がされにくいのです。
ならば、「弾けないという日にも、どうにか時間を作って、1回通して弾くだけでもいいから弾いてみて」と提案。素直な生徒さんなので、頑張って朝の時間を活用して時間を捻出。毎日弾くという事を実践してくれました。
すると、急に弾けるようになったのです!これには、私もびっくりでした。
そのおかげで、発表会には間に合って、無事に笑顔で終えることが出来ました。
②もう一人、大学生の生徒さん。
就活で忙しくしていたけれど、ピアノも頑張っていました。
ショパンのスケルツォ。ある程度しっかり練習しないと、音がはまってくれません。
この生徒さん、毎日弾こうと思うけれど、後回しにしているうちに練習時間がなくなってしまう、とのこと。
では、「色々やることの最初に、ピアノの練習をしてしまう、というのはどうだろう。その代り、30分だけ。あとは、その他の事に時間をってOK。でも、それを毎日やる。」
そんな提案をしてみました。
こちらの生徒さんも、とても素直なので、実践してみました!と。
そしたら、やっぱり急に音がしっかりはまって、弾けるようになったのです。
毎日の練習は、実際に実践するのは忍耐が必要なことですが、この成果はすごいのです。
せっかくやるからには、上達したいですよね。
さぁ、だまされたと思ってやってみましょう。毎日のコツコツ練習。