対応力を
こんばんは。工藤千華子です。
普段のレッスンは、ヤマハのグランドピアノですが、本番の1か月前からは、隣の部屋にあるベーゼンドルファーのグランドピアノでも弾く練習をします。
ピアニストは、基本、楽器を持ち歩きません。
ピアノは、楽器によって弾き心地が全然違うのですが、ピアニストはどこかでピアノを弾く場合、そこに置かれたピアノに即対応していかなければならない、という試練があるのです。
本番の舞台のピアノは、家のピアノと違うから弾けなかった・・という事のないように、どんなピアノでも弾きこなせる力をつけるため、教室では2台のピアノでレッスンしていきます。家のピアノと合わせると、生徒さんは3台のピアノを弾きこなすことになります。対応力も身に付きますね。